国際婚活で交際が深まり、いよいよ結婚を考え始めたとき、多くの方が戸惑うのが手続きの流れや必要書類です。
特にオーストリア人との結婚には、日本と異なる制度やルールがあるため、正確な情報を知っておくことがとても重要になります。
この記事では、オーストリア人との国際結婚に必要な手続きや、婚活目線での実務的なポイントを丁寧に解説します。
国際結婚の手続きは「日本」と「オーストリア」の両方が必要
国際結婚を成立させるには、双方の国の法律に基づいた手続きを別々に行う必要があります。
● 日本側での婚姻届提出(日本人の本籍地または在外公館)
● オーストリア側での婚姻手続き(スタンドスアムト=戸籍役場)
どちらを先に行っても問題はありませんが、オーストリア側を先にするカップルが多い傾向にあります。
オーストリアでの婚姻手続きの流れ
オーストリアで婚姻手続きを行う場合、基本的には以下の流れで進みます。
1.スタンドスアムト(戸籍役場)にて結婚の申し込み
2.必要書類の提出・確認
3.挙式・婚姻証明書の発行(※法的な婚姻成立)
4.証明書を日本に提出し、日本でも婚姻登録
このプロセスには数週間〜1か月程度かかることがあるため、余裕をもって計画することが重要です。
日本人側が用意すべき主な書類
オーストリアで婚姻手続きを行う場合、日本人側には以下の書類が求められることが多いです。
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パスポート(原本とコピー)
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独身証明書(戸籍謄本または日本の市区町村で取得)
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婚姻要件具備証明書(日本大使館で発行)
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出生証明書(翻訳付き)
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住所登録証明書(現地滞在の場合)
これらの書類には、ドイツ語への翻訳と認証(アポスティーユ)が必要なこともあるため、事前確認を忘れずに。
日本での婚姻届提出も忘れずに
オーストリアで婚姻が成立した後、日本側での婚姻届の提出が必要です。
提出先は、在オーストリア日本大使館か、日本の本籍地の役所となります。
提出書類には、オーストリアで発行された婚姻証明書(ドイツ語)と日本語訳が必要です。
この届出を行わないと、日本側では法律上の結婚と認められません。
注意したい3つのポイント
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手続きにかかる期間や必要書類は地域ごとに差があるため、事前に役場への問い合わせが必須です。
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翻訳や認証には時間と費用がかかるため、スケジュールには余裕を持つことが大切です。
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婚姻後のビザ申請や滞在資格も視野に入れ、同時進行で準備を進めるのが理想的です。
Q&A
Q:英語でも手続きできますか?
A:基本はドイツ語ですが、大都市の役所では英語対応のケースも増えています。ただし、書類の公式翻訳はドイツ語が原則です。
Q:日本で婚姻届だけ出すこともできますか?
A:可能です。ただし、オーストリア側に提出しなければ、現地では結婚として認められません。両国での登録が必要です。
Q:婚姻要件具備証明書ってどこで取れるの?
A:日本大使館または領事館で取得できます。戸籍謄本とパスポートが必要です。
まとめ:手続きは多くても、確実に進めれば問題なし
オーストリア人との国際結婚では、言語や制度の違いに戸惑う場面もありますが、ひとつひとつ確実に進めていけば問題ありません。
大切なのは、早めの準備と正確な情報収集。
信頼できる機関や専門家に相談しながら、ふたりの人生を形にしていくプロセスも、きっと良い思い出になります。
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