ロシア人と結婚した後、日本で一緒に暮らすには「配偶者ビザ(結婚ビザ)」の取得が必要です。この記事では、ロシア人との結婚後に必要なビザの種類や手続きの流れ、必要書類、注意点、審査のコツまで詳しく解説します。「何から始めればいいか分からない」「不備で不許可にならないか不安」という方に向けて、失敗しないためのポイントを丁寧にお伝えします。
ロシア人と結婚したら取得すべきビザは「日本人の配偶者等」
ロシア人が日本に住むために必要なのが「日本人の配偶者等」という在留資格です。
このビザを取得することで、ロシア人配偶者は日本国内で自由に暮らし、就労も可能になります。観光ビザや短期滞在では就労ができないため、結婚後の正式な生活には必須のビザとなります。
申請のタイミングと流れ|どの段階で手続きするの?
ロシア人との結婚後、配偶者ビザの申請は以下の流れで進めます。
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婚姻の成立(日本とロシア両国での婚姻手続き)
まず、日本とロシアの両方で結婚が法律的に有効になるように登録を済ませます。
どちらの国で先に婚姻手続きを行っても問題ありませんが、両国での証明が必要です。 -
在留資格認定証明書の申請(日本で行う)
日本に住む配偶者(多くは日本人側)が入国管理局に対して申請します。これにより、ロシア人配偶者の「呼び寄せ」が可能になります。 -
ロシア人が在外公館でビザを申請・取得
「在留資格認定証明書」が発行されたら、それをロシア国内の日本大使館または領事館に提出し、ビザを取得します。 -
日本へ入国→在留カードの発行
入国時に空港で在留カードが発行され、正式に日本での生活がスタートします。
配偶者ビザ申請に必要な主な書類一覧
配偶者ビザの申請には、以下のような書類が必要です。
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在留資格認定証明書交付申請書(日本語)
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ロシア人のパスポートのコピー
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婚姻届受理証明書(日本側)
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ロシアの婚姻証明書とその日本語訳
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住民票(日本人配偶者のもの)
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戸籍謄本
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住民税課税証明書および納税証明書(日本人配偶者の所得証明)
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写真(結婚の実態がわかるもの:2人で写っている写真やLINE履歴など)
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理由書(なぜ結婚したのか、経緯や今後の生活について)
※翻訳文には翻訳者の署名・連絡先を記載するのが基本です。
審査で重視される5つのポイント
配偶者ビザの審査では、以下のような点が重視されます。
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結婚の真実性
偽装結婚を防ぐため、交際の期間・会った回数・写真・メッセージ履歴などを通して「本物の関係」であることを証明する必要があります。 -
安定した生活基盤があるか
日本人配偶者に安定した収入や住居があるかも大きな判断材料となります。無職や不安定な収入では不利になることも。 -
日本語や文化への適応の姿勢
ロシア人配偶者が日本で暮らしていく意思があるか、勉強しているかなども間接的に見られます。 -
年齢差・出会いの経緯
極端な年齢差や出会いが不自然な場合は、より詳細な説明が求められることがあります。 -
提出書類の正確さと整合性
書類の不備や矛盾があると、審査に時間がかかるほか、不許可のリスクも高まります。
不許可になったらどうする?再申請は可能?
万が一ビザ申請が不許可になった場合でも、再申請は可能です。
ただし、不許可通知の理由をしっかり確認し、改善点を明確にした上で再提出する必要があります。理由書の書き直しや証拠資料の追加など、専門家のアドバイスを受けるのも効果的です。
また、再申請の前に「在留資格不認定理由書の開示請求」も可能です。
まとめ|ロシア人との結婚後のビザ取得は、計画的に進めれば怖くない
ロシア人との結婚後、日本での生活を始めるためには「日本人の配偶者等」ビザの取得が欠かせません。
手続きには多くの書類や確認事項があり、慎重さと丁寧さが求められますが、しっかりと準備すればスムーズに進められます。
大切なのは「本物の結婚関係」であることを証明し、相手と共に日本での新しい生活を築く意思を見せることです。
不安がある方は、専門家に相談しながら進めていくのも安心な方法です。
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