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フランス人との国際結婚後に必要なビザ申請方法とは?在留資格取得までの流れを詳しく解説

フランス婚活

フランス人との国際結婚を考えている、またはすでに結婚したという方にとって、「ビザの申請方法」は非常に重要なポイントです。恋愛や結婚の気持ちが通じ合っても、現実的な手続きがスムーズに進まなければ、ふたりの生活に影響が出てしまいます。

この記事では、フランス人と結婚した後に必要なビザの種類、取得方法、必要書類、そして注意点について、分かりやすく丁寧にご紹介いたします。

フランス人との結婚後に必要なビザの種類とは?

フランスに移住して結婚生活を始めるためには、「結婚滞在ビザ(Visa de long séjour pour conjoint de Français)」の取得が必要です。これは、フランス国籍を持つ配偶者とフランス国内で同居することを目的とした長期滞在ビザです。

このビザを取得することで、後に「フランス滞在許可証(Carte de séjour)」へ切り替えることができます。

結婚ビザ申請までの流れ

以下は、フランス人と日本で結婚した場合、またはフランスで結婚する場合の一般的な申請の流れです。

1. 結婚の登録(日本またはフランス)

  • 日本で結婚した場合:日本の役所に婚姻届を提出し、フランス大使館にも届け出を行います。

  • フランスで結婚する場合:フランスの市役所(Mairie)で結婚手続きを行い、結婚証明書(Acte de Mariage)を取得します。

2. ビザの申請

  • 日本にいる状態で、フランス大使館または領事館を通じて長期滞在ビザを申請します。

3. 必要書類の準備

以下は代表的な必要書類です(変更の可能性もあるため、最新情報を確認してください)。

  • 結婚証明書(フランス語に翻訳されたもの)

  • 配偶者(フランス人)のパスポートコピー

  • 滞在先住所の証明(住居契約書など)

  • 経済的保証に関する書類(収入証明など)

  • 健康保険加入証明

  • 長期滞在ビザ申請書

  • パスポート(有効期限に注意)

4. ビザ面接と審査

書類提出後、面接が行われる場合があります。質問内容は、ふたりの関係性や結婚生活に関することが中心です。偽装結婚でないかを確認するための手続きの一部と考えてください。

5. 長期滞在ビザの取得とフランス入国

ビザが発給されたら、指定期間内にフランスへ渡航します。到着後、現地で「滞在許可証(Carte de séjour)」の取得手続きを進めます。

滞在許可証(Carte de séjour)の取得方法

フランス入国後3か月以内に、滞在先の県庁(Préfecture)にて滞在許可証の申請を行います。

主な流れは以下の通りです:

  1. 県庁にオンラインで予約を取り、必要書類を提出

  2. 書類審査と写真撮影、指紋登録などを実施

  3. 数週間〜数か月後に「1年間有効の滞在許可証」を受け取る

この滞在許可証は更新可能で、最終的には**永住権(Carte de résident)**の取得や、フランス国籍取得の道も開かれます。

注意点とよくある質問

Q1. 結婚後すぐにフランスに住めますか?

ビザが発給されるまで数週間〜数か月かかるため、事前にしっかりとスケジュールを立てておくことが大切です。

Q2. 偽装結婚とみなされないためには?

結婚の事実を裏付ける写真、手紙、SNSの履歴などを準備し、信頼性のある関係であることを証明することが重要です。

Q3. ビザが却下されることはありますか?

はい。書類不備や虚偽の申告がある場合、または関係の信ぴょう性に疑いがある場合は却下される可能性があります。専門家のサポートを受けるのも有効です。


フランス人との結婚は、とても素敵な人生のステップですが、それを実現するには「ビザ取得」という重要な関門を越える必要があります。しっかりと準備をし、正確な情報に基づいて行動することで、安心して新しい生活を始めることができるでしょう。

不安な方や手続きに不慣れな方は、信頼できる結婚相談所や行政書士に相談するのもおすすめです。

結婚相談所 たかなしや

https://www.takanashiya.jp/

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