近年、韓国では「結婚しない」若者が急増しています。恋愛はしても結婚はしない、あるいは恋愛すら選ばないという選択をする人が増えており、少子化や人口減少にも大きな影響を与えています。
この記事では、「韓国 結婚しない理由」というキーワードをもとに、韓国の若者が結婚を避ける背景や理由、そしてその社会的影響について詳しく解説します。
結婚しない若者の増加は統計にも表れている
韓国統計庁のデータによると、2023年の婚姻件数は前年比でさらに減少し、初婚年齢も男女ともに上昇しています。未婚率の上昇は特に30代で顕著で、30代男性の約40%、30代女性の約30%が未婚という状況です。
この傾向は都市部ほど顕著で、特にソウル・釜山・仁川などでは「結婚しないのが普通」という価値観も徐々に広まりつつあります。
経済的負担の大きさが大きな壁に
韓国の結婚にかかる費用は非常に高額で、**結婚準備には平均で約2億ウォン(約2,200万円)**がかかるとも言われています。
男性側が住宅を用意する必要がある文化的プレッシャー
家電・家具・式場なども豪華にしなければならない風潮
結婚後も子育て・教育費が高額で将来の不安が尽きない
これらの要因から、**「結婚よりも安定した生活」「自分の人生を優先したい」**という考え方が強くなっています。
キャリア志向と自立した女性の増加
韓国の女性は高学歴化・キャリア志向が進んでおり、結婚よりも仕事での自己実現を重視する人が増えています。
結婚=キャリア中断というリスク
家事・育児の負担が女性に偏るという不公平感
結婚しても「ワンオペ育児」「姑との関係」などのストレス
その結果、「結婚は損」と考える女性が増え、「自分らしく生きるには独身が最適」という結論に至るケースが増加中です。
恋愛や結婚に消極的な「4無世代」
韓国では、恋愛・結婚・出産・マイホームを諦めた「4無(サムム)世代」という言葉が若者の間で広がっています。
恋愛しない
結婚しない
子どもを持たない
家を買わない
これは「欲しくないから」ではなく、「努力しても得られないから諦めた」という現実的な選択である点が特徴です。SNSなどでは「恋愛に疲れた」「結婚は人生の重荷」という声も多く見られます。
結婚に対する価値観の多様化
一昔前は「結婚=当然」という価値観が強かった韓国社会も、今では以下のように変わりつつあります。
「結婚しない=変」ではなくなった
親からの圧力をかわす術を持つ若者が増えた
事実婚、同棲、独身主義など新しいライフスタイルが浸透中
YouTubeやSNSでは、「非婚主義」「フェミニズム」「躺平(タンピョン/競争から降りる生き方)」など、結婚に縛られない生き方を肯定するインフルエンサーも人気を集めています。
国の対策と今後の展望
韓国政府は少子化対策としてさまざまな支援政策を展開しています。
結婚・出産奨励金
保育費支援
住宅購入の補助制度
結婚相談支援や婚活イベントの開催
しかし、制度が整っても「結婚したいと思える社会」がなければ若者の意識は変わらないとする声もあり、根本的な文化と価値観の変化が必要とされています。
「しない」のではなく「選ばない」時代へ
韓国では、結婚はもはや「義務」ではなく「選択肢の一つ」としてとらえられるようになっています。無理に合わせるのではなく、自分にとっての最善の人生を選ぶ人が増えているのです。
これからの社会に必要なのは、「結婚する人もしない人も、互いの選択を尊重できる空気」です。
結婚相談所 たかなしや
https://www.takanashiya.jp/
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