福岡の夏を彩る伝統行事「博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)」は、力強さと一体感が魅力の祭りです。
山笠を担ぎ、博多の街を走り抜ける男たちの姿には、800年続く誇りと魂が宿っています。
迫力のある追い山や、華やかな飾り山、地域密着型の雰囲気など、他の祭りにはない“博多らしさ”を存分に味わえます。
博多祇園山笠の基本情報と開催日程
● 名称:博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)
● 開催地:福岡県福岡市 博多区一帯(櫛田神社を中心に)
● 開催期間:2025年7月1日(火)〜15日(火)
● アクセス:JR「博多駅」から徒歩圏内/福岡空港から地下鉄で約10分
祭りのクライマックスは7月15日早朝に行われる「追い山」。
夜明け前から沿道に多くの観客が詰めかける、福岡の夏の風物詩です。
歴史と由来:疫病封じから始まった男の祭
博多祇園山笠の起源は1241年、博多で疫病が流行した際に、承天寺の聖一国師が施餓鬼棚に乗って街を清めたことに由来します。
これが“山笠”の原型とされ、その後、櫛田神社の祭礼と結びつき現在の形に発展しました。
700年以上もの歴史を持つ、福岡が世界に誇る伝統行事です。
迫力満点の行事と見どころ
● 追い山(おいやま)
7月15日午前4時59分にスタートする追い山は、櫛田神社からスタートして約5kmのコースを山笠が疾走します。
男たちの掛け声「オイサ!」とともに、激しいスピードと迫力が体感できます。
沿道は毎年多くの観光客と地元民で大盛況となります。
● 飾り山と舁き山
● 飾り山(かざりやま):高さ10m超の豪華絢爛な静態展示。市内各所に設置され、観光客に人気
● 舁き山(かきやま):実際に担いで走る山笠で、力強くスピーディな動きが見どころ
● お汐井取り(おしおいとり)
7月1日に始まるこの神事は、博多湾の浜辺から神聖な砂を採って清める儀式。
この日から祭りが本格始動し、街中に熱気が広がっていきます。
博多祇園山笠の楽しみ方
● 観覧スポットは早朝からの場所取りが基本。特に櫛田神社前は人気
● 前日までに飾り山巡りをして、夜のライトアップも楽しむのがおすすめ
● 動きやすい服装・履き慣れた靴での来場がベスト
博多で味わいたいグルメと観光
● 博多ラーメン:濃厚なとんこつスープと細麺が魅力。元祖長浜屋など名店多数
● 明太子:お土産にも人気の博多名物。明太子パスタやおにぎりも絶品
● 中洲:屋台が立ち並ぶ博多の夜の顔。山笠観覧後にふらっと立ち寄りたい
● 櫛田神社:祭りの中心地。境内の雰囲気をぜひ味わってください
家族・カップル・観光初心者でも楽しめる
山笠の魅力は、目で見て感じる「躍動感」と、地域の人々の「誇り」。
子どもも楽しめる飾り山、カップルで訪れる宵の博多の街、観光初心者でも大満足の内容が詰まっています。
浴衣姿で夜の博多を散策するのも、この季節ならではの楽しみです。
まとめ
博多祇園山笠は、男たちの誇りと伝統が詰まった魂の祭りです。
スピード感あふれる舁き山、壮麗な飾り山、町全体が祭り一色になる独特の空気感。
2025年の夏は、ぜひ博多で“生きた伝統”に触れ、その熱気を体感してみてください。
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