国際結婚は文化や価値観の違いに戸惑うこともありますが、そのぶん、深い学びと絆を得られる機会でもあります。特に南アフリカとの結婚は、多民族・多宗教国家ならではの独自性があり、人生観を広げてくれる経験となるでしょう。
ここでは、南アフリカの方と結婚するにあたり、知っておくべき7つのリアルな心得を具体的にご紹介します。
1. 結婚観の多様性に驚かないこと
南アフリカにはズールー族やコサ族、白人、インド系など多くの民族が共存しており、それぞれに異なる結婚文化があります。
・一部では「ロボラ(結納金)」という伝統儀式がある
・キリスト教式、イスラム式、西洋式など結婚スタイルも様々
・同棲や国際恋愛にも寛容な都市部と、保守的な地域の差も大きい
まずは、相手の背景や家族文化を丁寧に理解することがスタートラインです。
2. 婚姻手続きは日・南アフリカ双方で行う必要がある
結婚を正式に成立させるには、日本と南アフリカの両方で婚姻登録が必要です。
・日本人側:本籍地または居住地の役所に婚姻届
・南アフリカ側:内務省(Department of Home Affairs)での登録
・必要書類:婚姻要件具備証明書、出生証明書、パスポートなど
書類の翻訳や公証、アポスティーユ(認証)も求められるため、事前準備が欠かせません。
3. ビザ申請は「配偶者」としての実態が問われる
結婚後、日本または南アフリカで一緒に住むにはビザ取得が必要です。
・日本では「日本人の配偶者等ビザ」
・南アフリカでは「Spousal Visa(配偶者ビザ)」
どちらも「実体のある結婚関係」である証拠(写真・生活記録など)を提出する必要があります。審査に時間がかかることもあるので、計画的に動きましょう。
4. 家族との距離感は文化ごとに違う
南アフリカでは、家族や親戚との結びつきがとても強いです。
・休日や行事に家族全体が集まることが多い
・配偶者だけでなく家族全体との良好な関係が求められる
・結婚=家同士のつながりと考える人も少なくありません
日本的な「夫婦中心」ではなく、「家族ぐるみの結婚」と捉えておくと、摩擦を防げます。
5. 宗教と価値観の違いを早めに共有しておく
南アフリカではキリスト教徒が多数を占めますが、ヒンズー教やイスラム教徒もいます。
・宗教によっては食事制限、休日、祈りの習慣がある
・子どもの宗教教育や命名に関して事前に話し合いが必要
「信じる・信じない」の違いではなく、「どう共存するか」の視点が大切です。
6. 言葉の壁をチャンスに変える心構えを
英語が共通言語として使われますが、実際の生活では細かな表現や感情の伝え方に苦労することも。
・南アフリカには11の公用語があり、家庭では現地語を話すことも
・感情の表し方やユーモアのツボも異なる場合がある
「言葉が通じない=合わない」ではなく、伝え合おうとする努力こそが信頼を築きます。
7. 子育ては“二つの文化を贈る”という視点で
国際結婚では、子どもの教育や育て方で文化の違いが現れやすくなります。
・どの言語で育てるか
・どんな宗教・習慣に触れさせるか
・アイデンティティをどう育てるか
どちらか一方の文化を押し付けるのではなく、「両方を知ることが強みになる」と捉えましょう。
よくある質問(Q&A)
Q. 南アフリカでの伝統的な結婚式はどんな感じですか?
A. 民族ごとに異なりますが、カラフルな衣装・ダンス・大家族での祝宴が特徴です。西洋式とのミックスも一般的になっています。
Q. 相手の親と価値観が合わないときはどうすれば?
A. 文化の違いを前提に、無理に迎合せず「敬意をもった距離感」で関係を築くのがコツです。
Q. 結婚後どちらの国に住むべきか迷っています
A. 収入・育児環境・医療体制・言語など複数の観点から、中長期的な視点で話し合いましょう。
まとめ
南アフリカとの国際結婚は、手続きも文化の違いも確かに大変です。しかし、それらを「面倒」と見るか、「新しい家族文化を築く素材」と捉えるかで、結婚生活の質は大きく変わります。
大切なのは、相手と対等に歩み寄る姿勢。そして、違いを受け入れ、楽しむこと。
多様性のなかで本物のパートナーシップを築きたい方にとって、南アフリカとの結婚はとても豊かで実りある選択になるはずです。
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