国際結婚を経て、コロンビア人の配偶者と一緒に日本で生活したい——。
そんなときに必要となるのが、在留資格「日本人の配偶者等(通称:結婚ビザ)」です。
日本とコロンビアは文化も制度も異なるため、スムーズに手続きを進めるには、しっかりとした準備と正しい知識が不可欠です。
この記事では、コロンビア人が日本で生活するための結婚ビザ申請方法や必要書類、審査のポイントまでをわかりやすく解説します。
1.コロンビア人が日本で暮らすには「結婚ビザ」が必要
コロンビア人が日本人と結婚し、日本に住むには、「日本人の配偶者等」という在留資格(通称:結婚ビザ)の取得が必要です。
このビザを取得すれば、配偶者として日本での生活・就労が可能になります。
有効期間は6か月・1年・3年・5年のいずれかで、更新も可能です。
※最初の発給では1年が多く、信頼関係や生活実態に応じて長期化されます。
2.ビザ申請の大まかな流れ
以下は、コロンビア人配偶者が**海外在住(=まだ日本にいない)**場合の流れです。
① 日本人側が「在留資格認定証明書交付申請」を日本の入管に提出
② 証明書が交付されたら、それをコロンビアの配偶者へ送付
③ コロンビア人配偶者が、日本大使館で「ビザ申請」
④ 査証発給後、日本に入国し、「在留カード」を取得
この一連の流れは約2〜3か月かかるのが一般的です。
3.必要書類一覧(主なもの)
【日本人配偶者が準備する書類】
・結婚証明書(日本およびコロンビアでの登録が必要)
・戸籍謄本(婚姻記載があるもの)
・住民票
・在職証明書・課税証明書(または収入証明)
・身元保証書(書式あり)
・質問書(結婚の経緯を記述)
【コロンビア人配偶者が準備する書類】
・パスポート(有効なもの)
・顔写真
・婚姻証明書(コロンビアでのもの)
・出生証明書(スペイン語→日本語訳付き)
・ビザ申請書類(日本大使館指定)
ポイント:書類の一部は「アポスティーユ認証」や「公的翻訳」が必要です。現地での取得手続きに時間がかかることもあるため、早めの準備が重要です。
4.審査のチェックポイントと注意点
日本の入管では、以下の点を特に厳しく確認します。
・結婚の実態があるか(=形式結婚ではないか)
・同居予定であるか
・日本人側に安定した収入があるか
・出会いや交際の経緯が具体的に説明できるか
「写真」「通話履歴」「旅行記録」「家族の紹介」など、交際の証拠となる資料を添えることで、信頼性を高めることができます。
5.日本で結婚後にビザを切り替える場合
すでにコロンビア人配偶者が日本に「短期滞在」や「留学」などで滞在している場合、在留資格変更申請をすることで、結婚ビザへ切り替えることが可能です。
この場合も、前述のような書類が求められ、滞在資格の期限が切れる前に申請することが絶対条件です。
6.配偶者ビザを取得した後の生活面での注意
ビザ取得後も、以下のような点に気をつける必要があります。
・実際に同居しているか(定期的に調査あり)
・更新の際には生活状況や収入の証明が必要
・ビザ目的の結婚と疑われる行動(別居・偽装)は厳しくチェックされる
また、一定年数が経過すれば、永住申請や帰化申請を視野に入れることもできます。
Q&A よくある質問
Q:結婚してからビザ申請まではどれくらいかかりますか?
A:申請からビザ取得までは約2〜3か月が目安です。ただし、書類不備があるとさらに延びます。
Q:収入が少ない場合でもビザは取れますか?
A:安定した収入が望ましいですが、親の扶養証明などで補足することも可能です。ケースによります。
Q:ビザが却下されることはありますか?
A:あります。特に「偽装結婚の疑い」や「交際実態の不十分さ」があると、不許可になる可能性があります。
まとめ
コロンビア人との結婚を経て、日本で一緒に暮らすためには「日本人の配偶者等」の在留資格(結婚ビザ)が必要です。
申請には数多くの書類や証明が必要となり、文化や制度の違いにも対応する必要があります。
しかし、正しい準備と誠実な関係があれば、ビザ取得は十分可能です。
大切なのは「形式」ではなく「実態」。2人で協力し合いながら、信頼関係を築き、安心して日本での新生活をスタートさせましょう。
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