グローバルな交流が進む中、アルゼンチン人との国際結婚を希望する日本人も少しずつ増えています。
情熱的で家族思いなアルゼンチン人との結婚は、文化的な魅力も多い一方で、手続きには独自のルールや注意点があるため、事前の情報収集がとても重要です。
この記事では、アルゼンチンと日本で結婚するための具体的な手続きの流れや必要書類、ビザの取得に関するポイントまでをわかりやすく解説します。
まずは基本から:国際結婚の手続きは「両国で」必要
国際結婚は、どちらか一方の国だけで完了するものではありません。
日本とアルゼンチン、両国の法律に基づいた届出や登録が必要です。
また、婚姻が有効となる順序やタイミングも国によって異なるため、慎重な確認が求められます。
アルゼンチンで結婚する場合の手続き
必要書類(日本人側)
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パスポート
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出生証明書(スペイン語訳付き、外務省の認証が必要)
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婚姻要件具備証明書(在アルゼンチン日本大使館で発行可)
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独身証明書(戸籍謄本などから確認可能)
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滞在許可証(観光ビザでも可だが、条件により異なる)
手続きの流れ
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アルゼンチンの民事登録局(Registro Civil)で婚姻申請
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面談や本人確認を経て、結婚式の日程が決定
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登録官の立会いのもと、法的に結婚が成立
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結婚証明書(Acta de Matrimonio)を受け取る
※すべての書類にはスペイン語訳と公証が必要です。大使館を通じた認証も求められる場合があります。
日本に婚姻を届け出る場合
アルゼンチンで結婚が成立した後、日本の法務局または在外公館(大使館・領事館)で届出を行います。
必要書類(日本側提出)
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婚姻届
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アルゼンチンの結婚証明書(原本と翻訳)
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戸籍謄本(日本人が本籍地に届け出る場合)
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パスポートなどの身分証明書
婚姻届は日本国内の役所に提出することも可能ですが、提出期限(婚姻成立後3か月以内)には注意が必要です。
日本で結婚を先にする場合の手続き
日本での必要書類(アルゼンチン人側)
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婚姻要件具備証明書(在日アルゼンチン大使館で取得)
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パスポート
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出生証明書(スペイン語→日本語訳付き)
この場合、日本で婚姻届を提出し、法的に結婚が成立した後、その記録をアルゼンチンでも登録する手続きが必要となります。
結婚後のビザ・在留資格について
アルゼンチン人が日本に滞在する場合
結婚後、日本で一緒に生活するためには「日本人の配偶者等ビザ」が必要になります。
申請に必要な主な書類:
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婚姻証明書(日本語訳付き)
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質問書
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配偶者の住民票・課税証明書・納税証明書
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経済力を証明する資料(雇用証明書など)
申請から許可まで通常1〜3か月程度かかることが多いです。
手続きをスムーズに進めるための注意点
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書類のスペイン語翻訳と認証の手間は想像以上に大きいため、早めに準備を始めましょう。
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国によっては、結婚が“形式的”とみなされないよう、結婚の実態や写真、連絡履歴の提出を求められることもあります。
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手続きや要件は変更されることがあるため、最新情報は必ず大使館や領事館に確認することが大切です。
Q&A:アルゼンチンとの結婚でよくある疑問
Q. アルゼンチンの婚姻証明書はどこで翻訳すればいい?
A. 翻訳は認定翻訳家(traductor público)に依頼し、公証人の認証を受けるのが一般的です。
Q. 結婚後の姓はどうなりますか?
A. 日本人は戸籍上変更されません。アルゼンチンでは配偶者の姓を併記するケースがあります。
Q. 国際結婚の成立順序に決まりはありますか?
A. 基本的にはどちらの国で先に結婚しても構いませんが、両国で有効に認められるよう届け出を忘れずに行いましょう。
まとめ:文化の違いだけでなく法的な違いにも丁寧に対応を
アルゼンチンとの国際結婚は、情熱的な文化と温かい家族観に触れられる素晴らしい経験です。
しかし、制度の違いや手続きの複雑さがあるため、準備と情報収集がとても重要になります。
相手と協力しながら一つひとつ進めていけば、きっと豊かで安心できる新しい生活が始まるはずです。
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