金銭感覚の違いは、恋人関係や夫婦関係において意外と大きな摩擦になります。とくに結婚を前提にした出会いでは、「お金の使い方」「貯め方」「考え方」にズレがあると、将来の生活に不安が残るもの。この記事では、共感婚・価値観婚活において金銭感覚をどう確認し、すり合わせていくか、その実践的な方法をご紹介します。
金銭感覚とは“収入”の話ではない
よくある誤解ですが、金銭感覚=収入や貯金額の話ではありません。
重要なのは、「どんなことにお金を使いたいか」「どれくらいの支出を“普通”と感じるか」という“感覚”の部分です。
たとえば、同じ5,000円の使い道でも──
「毎月の美容院代としては妥当」と思う人もいれば、
「贅沢すぎる」と感じる人もいます。
このズレこそが、後々のストレスや不満につながるのです。
共感婚だからこそ“価値観の話”がしやすい
共感婚・価値観婚活では、はじめから「どんな人生を送りたいか」という視点が軸になります。
そのため、お金に対する考え方も自然な流れで話題にしやすいのが特長です。
「普段、どんなことにお金をかけていますか?」
「将来、どんな生活スタイルを理想としていますか?」
「節約ってどんな場面で意識していますか?」
こういった質問を投げかけることで、収入や貯金といった“数字”ではなく、“価値観”を通じて相手の金銭感覚を知ることができます。
すれ違いやすい金銭感覚のポイントとは?
どこにお金をかけるか、どこで節約するかは、人によって大きく異なります。
特に以下の項目は、価値観の違いが顕著に現れやすいポイントです。
・外食や趣味への出費
・ブランドや高級品に対する考え方
・結婚後の財布管理(共通?別?)
・将来のための貯蓄や投資への意識
・親への仕送りや援助に対する姿勢
これらについてまったく同じ価値観である必要はありません。
大切なのは「違いをどう受け止めるか」そして「歩み寄る余地があるかどうか」です。
会話の中で金銭感覚を探るには?
ストレートに「年収はいくらですか?」と聞くのは抵抗がありますし、相手も構えてしまいます。
そんなときは、生活にまつわる質問を交えるとスムーズです。
「お昼ご飯って普段どうしてますか?」
「家電を買うときは、価格より性能重視ですか?」
「ボーナスはどう使いたい派ですか?」
こうした問いは、金銭感覚を自然に知る手がかりになりますし、相手の生活リズムや優先順位も見えてきます。
“合わない”と感じたときはどうする?
価値観の違いが明らかになったとき、「この人とは無理」とすぐに切り捨ててしまうのはもったいないこともあります。
大切なのは、“違う”ことをどう話し合えるか。
相手の考えを一度受け止めて、そのうえで「自分はこう思う」と伝えること。
相手も同じように耳を傾けてくれるなら、違いがあっても信頼は築けます。
共感婚の根底には、「共通点を増やす」よりも「違いを認めて調和する」という考え方があります。
だからこそ、金銭感覚のすり合わせも、競争や正解探しではなく“共有”が出発点なのです。
まとめ
金銭感覚は、婚活において非常に重要な価値観のひとつです。
しかしそれは、単に「収入が多い」「貯金がある」といった話ではなく、「どうお金を使いたいか」「どんな暮らしを大事にしたいか」という人生観そのもの。
共感婚・価値観婚活では、その価値観を素直に話し合える環境が整っています。
すれ違いを恐れず、相手との違いを知ることから始めてみましょう。きっとそこに、長く続く信頼の芽が見つかります。
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