人生の転機に立ち会う仕事をしていると、思いがけない瞬間に心が震える言葉に出会うことがあります。
この記事では、結婚相談所で働く中で耳にした「会員さんの本音の一言」について、その背景や気づき、学びをご紹介します。
恋愛や婚活に迷う方にとって、共感やヒントにつながるような内容を丁寧にお届けします。
会員さんの言葉が胸に刺さる瞬間
ある日の面談で、長年活動を続けている女性会員さんが、ふとしたタイミングでこうつぶやきました。
「もう、誰かに“ちゃんと好き”って言ってもらえるだけで、救われる気がするんです」
この一言に、私は息をのみました。
活動プランや条件面の話ではなく、感情の根っこから漏れた言葉だったからです。
本音は、安心した時にこぼれ落ちる
面談では、話す内容の大半が事務的なことや活動に関する報告です。
しかし、ふと安心した瞬間、心の扉が少しだけ開き、本音がこぼれ落ちます。
「疲れちゃったけど、ここがあるから頑張れてます」
「こんな私でも、誰かに選ばれるって信じたいんです」
そうした言葉には、その方がどんな気持ちで婚活に向き合っているのかが如実に現れています。
婚活の先にある「承認欲求」と「自己肯定感」
結婚をしたいという気持ちは、ただパートナーが欲しいというだけではありません。
誰かに認められたい、自分という存在をまるごと受け止めてほしい、という深い欲求が隠れていることもあります。
その気持ちを丁寧に扱わなければ、婚活はただの「条件マッチング」になってしまいます。
心を通わせるには、聴く力が欠かせない
ポロッと漏れる「本音の一言」に気づけるかどうかは、こちら側の聴く姿勢にかかっています。
ただ相づちを打つのではなく、その言葉の裏にある感情をくみ取る力が必要です。
時には沈黙を恐れず、会話の余白を大切にすることで、本音は自然と現れてくるのです。
本音を受け止めたとき、関係性が深まる
本音を受け止めた瞬間から、私たちカウンセラーと会員さんとの関係は変わります。
「この人は私を理解してくれる」
そう感じてもらえたとき、信頼が生まれ、より前向きな活動へとつながっていきます。
Q&A:本音を引き出すにはどうすれば?
● Q:なかなか本音を話してくれないのですが…
A:まずは否定せずに受け止める姿勢を見せましょう。安心感が第一歩です。
● Q:面談で何を話せばいいか分からないという声も多いです
A:「最近どうでしたか?」など日常の話題から始めると、心が開きやすくなります。
まとめ:心を動かすのは、小さな一言
条件やプロフィールだけでは見えてこない「その人らしさ」。
それを映し出すのは、ポロッとこぼれた本音かもしれません。
婚活の場が「自分らしくいられる場所」になれば、出会いも自然と引き寄せられてきます。
私たちは、そんな空間づくりをこれからも大切にしていきたいと思います。
▼こちらの記事もおすすめです
👉好きな人とのLINEが盛り上がる話題ネタ10選!
👉人気スポットクイズ
気負わず自分らしく。そんな大人の装いを探している方に、
▶ 和+SABIのブランド紹介
人生を共に歩む人との出会いも、大人の選択。
▶ 結婚相談所 たかなしや
コメント