「この記事では、結婚相談所での活動を経て成婚退会を迎えたカップルの、感動的な実話をご紹介します。人前では見せなかった彼の本音が、手紙という形で綴られていた――その中身には、成婚という言葉の重みと、真の愛情が詰まっていました。」
●成婚退会とは「終わり」ではなく「始まり」
結婚相談所での活動において「成婚退会」とは、交際が一定期間続き、お互いに結婚の意思を固めた段階で退会することを指します。
これは婚活のゴールでありながら、ふたりの人生のスタートラインでもあります。
ただの制度的な通過点ではなく、多くの人にとって「特別な節目」なのです。
●彼が涙を見せた、たった一度の瞬間
今回のお話の主人公は、30代後半で相談所に入会し、1年足らずで運命の人と出会った女性。
成婚退会の日、相談所の面談室にふたりで訪れ、担当カウンセラーに退会の意志を伝えたその時、彼の目にはうっすらと涙が浮かんでいました。
普段は冷静で口数も多くない彼。そんな彼の涙に、彼女は驚きと同時に、深い安心を感じたといいます。
●別れ際に「これ、あとで読んで」と渡された一通の手紙
その日、面談室を出て駅へ向かう途中。
彼はふと立ち止まり、「これ、あとで読んで」と、そっと小さな封筒を彼女に手渡しました。
その時は特に気に留めず受け取った彼女でしたが、帰宅して封を開けた瞬間、思わず涙があふれ出しました。
●手紙に綴られていた、本当の想い
手紙の内容は、とても素直で、まっすぐなものでした。
「不器用な自分を、受け止めてくれてありがとう」
「何度も迷いながら、でも君だけは離したくないと思った」
「これからも一緒に泣いたり笑ったりしていこう」
普段の会話では口にしない言葉が、手書きの文字で丁寧に綴られていたのです。
彼女は、どんなプレゼントよりも心に残る贈り物だったと語っています。
●手紙が教えてくれた、成婚の意味
成婚退会は、ただ「条件が合ったから一緒になる」ということではありません。
本当は「この人となら、弱さも見せ合える」と思える相手を見つけた証です。
相談所のサポートが終わっても、これから始まる日々をふたりで乗り越えていく覚悟。
それが、あの一通の手紙に詰まっていたのです。
●幸せの形は、人それぞれでいい
「手紙なんて、重たいと思われるかも」
そんな風に感じる人もいるかもしれません。
けれど、言葉にしなければ伝わらない想いがあるのも事実です。
成婚退会を迎えるというのは、「型にはまった関係」を作ることではなく、
ふたりだけのやり方で未来を育てていく決意なのかもしれません。
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