スペイン人との結婚を考えている方にとって、国際結婚手続きは少し複雑に感じられるかもしれません。
この記事では、「スペイン人 国際結婚 手続き」に焦点を当て、必要書類、手続きの流れ、注意すべきポイントをわかりやすくまとめました。
スムーズな結婚手続きを進めたい方は、ぜひ参考にしてください!
スペイン人との国際結婚の基本的な流れ
スペイン人との国際結婚は、スペインと日本の両方で手続きを行う必要があります。
一般的な流れは次の通りです。
必要書類の準備(日本・スペイン両方)
スペインの市役所(Registro Civil)で婚姻申請
婚姻公示(Bando de Matrimonio)期間
スペインでの婚姻成立(民事婚または宗教婚)
日本の市区町村役場への婚姻届提出
それぞれのステップを詳しく見ていきましょう!
日本側で準備すべき必要書類
日本人がスペイン人と結婚するためには、以下の書類が必要になります。
パスポート(有効期限内)
戸籍謄本(発行後3か月以内)
婚姻要件具備証明書(日本大使館または領事館で発行)
婚姻要件具備証明書のスペイン語翻訳(公式翻訳が必要)
出生証明書(求められる場合あり)
すべての書類に、必要に応じてアポスティーユ(外務省による認証)が必要なケースもあるため、事前確認をおすすめします。
スペイン側で準備すべき必要書類
スペイン人パートナーが用意すべき主な書類は次の通りです。
DNI(スペイン国民身分証明書)またはパスポート
出生証明書(Certificado Literal de Nacimiento)
独身証明書(Fe de Estado Civil)
住民登録証明書(Certificado de Empadronamiento)
離婚証明書または配偶者の死亡証明書(再婚の場合)
これらの書類も、発行後3か月以内のものを提出する必要があるケースが多いです。
スペインでの婚姻手続きの流れ
1. 市役所(Registro Civil)に婚姻申請
双方の必要書類を揃えて、スペインのRegistro Civil(市民登録局)に申請します。
2. 婚姻公示(Bando de Matrimonio)
婚姻申請後、スペイン国内で約15日間の婚姻公示(Bando)が行われます。
この期間中に異議申し立てがなければ、結婚が認められます。
3. 婚姻式(民事婚または宗教婚)
民事婚の場合、市役所や市民センターで式が執り行われます。
宗教婚の場合、カトリック教会などで式を行い、その後民事登録が必要です。
4. 婚姻証明書(Certificado de Matrimonio)発行
婚姻式後、正式な婚姻証明書が発行されます。
日本国内での婚姻届提出
スペインで結婚が成立した後、日本の市区町村役場に以下の書類を提出します。
婚姻証明書(スペイン語版と日本語訳)
日本人側の戸籍謄本
申請書類(役所で配布)
日本の戸籍にも婚姻事実が記載され、両国で正式に結婚が認められることになります。
国際結婚後のビザ・滞在許可手続き
どちらの国に住むかによって、ビザ申請が必要です。
日本に住む場合
スペイン人配偶者は「日本人の配偶者等」ビザを取得します。スペインに住む場合
日本人はスペインの「家族統合ビザ(Visado de Reagrupación Familiar)」を申請します。
ビザ申請には婚姻証明書、収入証明、住居証明などが必要になるため、余裕を持った準備が大切です。
スペイン人との国際結婚手続きで注意すべきポイント
書類不備に要注意
スペインでは書類に厳密なチェックが入るため、翻訳や認証漏れがないか事前確認しましょう。手続きには時間がかかる
婚姻公示やビザ申請には数週間〜数ヶ月かかることがあるため、早めに動き出すのが安心です。文化や生活リズムの違いを理解しておく
手続き中も柔軟な心を持ち、スペインらしい「マイペースさ」にも寛容になりましょう。
焦らず、丁寧に進めることが成功への近道です。
まとめ:スペイン人との国際結婚手続きは事前準備がカギ!
スペイン人との国際結婚は、文化や制度の違いを乗り越えながら進める特別な体験です。
正確な情報を元にしっかり準備を整え、二人の未来への第一歩を確かなものにしていきましょう!
結婚相談所 たかなしや
https://www.takanashiya.jp/
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