イタリア人との結婚を考えている方にとって、国際結婚の手続きは少し複雑に感じられるかもしれません。
この記事では、「イタリア人 国際結婚 手続き」に焦点を当て、必要な書類、手続きの流れ、注意点を詳しくまとめました。
イタリア人との愛を形にするために、ぜひ参考にしてください!
イタリア人との国際結婚手続きの基本的な流れ
イタリア人との結婚手続きには、日本とイタリア、双方での手続きが必要です。
一般的な流れは以下の通りです。
必要書類の準備(日本・イタリア両国)
イタリア現地または日本のイタリア大使館・領事館で婚姻手続き
日本の市区町村役場への婚姻届提出
必要に応じて配偶者ビザ(滞在許可)の申請
それぞれの手続きを順番に見ていきましょう。
日本側で準備する必要書類一覧
まず、日本人側が用意すべき基本書類は次の通りです。
有効なパスポート
戸籍謄本(発行後3ヶ月以内)
婚姻要件具備証明書(日本人が結婚できる状態であることを証明)
婚姻要件具備証明書のイタリア語翻訳(公式翻訳が必要)
出生証明書(必要に応じて)
証明書の発行や翻訳には時間がかかる場合があるため、早めの準備がおすすめです。
イタリア側で必要となる書類
イタリア人パートナーが準備すべき主な書類は次の通りです。
身分証明書(Carta d’Identità)
出生証明書(Estratto di nascita)
独身証明書(Certificato di Stato Libero)
住民登録証明書(Certificato di Residenza)
婚姻要件具備証明書(相手国向けの場合)
これらの書類も、自治体によって発行手続きに日数がかかることがあります。
イタリア国内での婚姻手続きの流れ
イタリアで婚姻を成立させる場合、以下の手続きが必要です。
コムーネ(Comune/市役所)に婚姻申請書を提出
市役所で「婚姻公示(Pubblicazioni)」を実施(約8日間)
公示期間終了後、問題がなければ婚姻式(民事婚または宗教婚)を行う
婚姻証明書(Atto di Matrimonio)の発行
民事婚を選択する場合、市役所の立会いのもと式が行われます。
日本国内での婚姻届提出
イタリアで婚姻が成立した後は、日本でも婚姻を報告する必要があります。
イタリア発行の婚姻証明書(英語または日本語訳付き)を取得
日本の市区町村役場で婚姻届を提出
受理後、日本の戸籍に結婚が記載される
これによって、日本でも正式に婚姻関係が認められることになります。
国際結婚後のビザ・滞在許可手続き
結婚後にどちらの国に住むかによって、ビザ申請が必要になります。
日本に住む場合
イタリア人配偶者が日本の「配偶者ビザ」を取得する必要があります。イタリアに住む場合
日本人がイタリアの「ファミリービザ(Permesso di soggiorno per motivi familiari)」を申請します。
ビザ申請には、結婚証明書、滞在理由を証明する書類、経済証明などが求められます。
イタリア人との国際結婚手続きでの注意点
手続きをスムーズに進めるために、次のポイントにも注意しましょう。
書類の翻訳と認証は正確に行う
誤訳や不備があると手続きが遅れる原因になります。手続きには時間がかかることを前提にスケジュールを立てる
公示期間やビザ審査に数週間〜数ヶ月かかることもあります。宗教婚を希望する場合は別途手続きが必要
カトリック教会での挙式を希望する場合、追加書類や講習が必要なこともあります。
事前にしっかり情報収集し、準備を整えておきましょう。
まとめ:イタリア人との国際結婚は丁寧な準備が成功のカギ!
イタリア人との国際結婚は、文化や制度の違いを乗り越えながら進める手続きです。
必要書類を正確に揃え、余裕を持ったスケジュールで進めることで、スムーズな結婚が実現します。
お互いを尊重しながら、新たな人生のスタートを最高のものにしましょう!
結婚相談所 たかなしや
https://www.takanashiya.jp/
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