ベトナム人との結婚を経て、日本で一緒に生活をするためには「結婚ビザ(日本人の配偶者等)」の取得が必要になります。しかし、初めての手続きでは「どの書類が必要?」「どこに申請するの?」と不安になる方も多いはず。本記事では、ベトナム人との結婚ビザ申請に必要な知識と実際の手続きの流れを丁寧に解説します。
「結婚ビザ(日本人の配偶者等)」とは?
結婚ビザとは、日本人と結婚した外国人が日本で合法的に生活・就労できる在留資格です。「日本人の配偶者等」という名称で、許可されると就労制限がなく、日本に長期滞在することができます。
ビザ取得の基本的な流れ
以下は、ベトナム人配偶者が日本に来るための主なステップです。
日本とベトナムで結婚を正式に成立させる
ベトナムでの婚姻登録と日本への婚姻報告が必要です。
在留資格認定証明書の申請(日本側)
日本の地方出入国在留管理局にて申請。
証明書をベトナムへ送付
ベトナム在住の配偶者に郵送。
在ベトナム日本大使館でビザ申請(ベトナム側)
配偶者が日本の結婚ビザを申請。
ビザ発給・日本への入国
この流れは一般的なケースであり、状況によっては追加書類や審査が必要になる場合もあります。
必要書類一覧(在留資格認定証明書申請時)
婚姻証明書(ベトナム発行、翻訳付き)
日本人の戸籍謄本(婚姻が記載されたもの)
住民票
納税証明書・課税証明書(日本人配偶者のもの)
身元保証書
申請理由書(結婚に至るまでの経緯など)
写真(交際の証拠:旅行時の写真やメッセージ履歴など)
在留資格認定証明書交付申請書
※提出書類は変更されることがあるため、必ず法務省または出入国在留管理庁の最新情報をご確認ください。
理由書の書き方のポイント
出会いのきっかけ
交際期間と頻度
結婚の決意に至った理由
今後の生活計画(住居・職業など)
相手家族との関係
嘘のない、誠実な内容であることが何より重要です。
よくあるトラブルと注意点
書類の不備や翻訳ミスで審査が長引く
交際の証拠が不十分だと「偽装結婚」と疑われる可能性も
理由書が曖昧だと不許可になるケースもある
このようなリスクを避けるためにも、早めの準備と正確な情報収集がカギになります。不安がある場合は、国際結婚に強い行政書士へ相談するのもおすすめです。
結婚相談所 たかなしや
https://www.takanashiya.jp/
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