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国際結婚で感じたカルチャーショック体験談:違いを知ることから始まる本当のパートナーシップ

ドイツ婚活

国際結婚は夢があり、刺激的で、毎日が新鮮な発見に満ちています。けれど同時に「文化の違い」という見えない壁に戸惑い、時に悩まされることもあるのが現実です。今回は、実際に国際結婚を経験した日本人女性の体験をもとに、日常生活の中で感じたカルチャーショックや、それをどう乗り越えたのかについてご紹介します。

家族との距離感にびっくり

日本では「家族は一緒にいるのが当たり前」「親との関係は密接」が一般的ですが、私のドイツ人夫にとっては「家族は自立した個人」。例えばこんなことがありました。

  • お正月やクリスマスも、家族全員が集まらないことが普通

  • 親と毎日連絡を取る習慣はなく、「たまに話せば十分」との考え

  • 義理の両親との距離感も非常に“あっさり”している

最初は「冷たいのかな?」と感じましたが、これは“個人の自由を尊重する”ドイツ文化によるもので、悪気があるわけではありませんでした。

「察して文化」は通じない

日本では相手の気持ちを「察する」ことが美徳とされますが、夫との生活ではそれがまったく通用しませんでした。

  • 「言わなきゃわからないよ」

  • 「どうして遠回しに言うの?」

  • 「お願いがあるなら、具体的に言って」

最初は戸惑いましたが、逆に「自分の気持ちや希望をはっきり伝える大切さ」を学ぶきっかけにもなりました。今では、相手に気を使いすぎて我慢するよりも、率直に伝える方が関係がうまくいくと実感しています。

食文化の違いに適応するのは想像以上に大変

ドイツと日本では、食事のスタイルも大きく異なります。

  • 朝食はパンとチーズだけ。ご飯もみそ汁も出てこない

  • 温かい食事は1日1回が基本

  • 食後にデザートがないと「食事が終わった気がしない」という感覚

日本食が恋しくなる日々もありましたが、工夫次第で折衷案を見つけることができました。たとえば、朝はパンと一緒に味噌スープを飲んだり、週末は一緒に日本食を作ったり。文化の違いを「押しつけ合う」のではなく「ミックス」することで、生活がぐっと豊かになります。

生活スタイルや価値観も大きく違う

  • 時間厳守へのこだわり:「5分遅れた」だけでも謝罪が必要。

  • プライベートの尊重:夫婦でも一人の時間が不可欠。

  • お金の管理方法:共通口座を使ってすべてオープンにするスタイル。

これらの違いは、最初はストレスにもなりましたが、「何が正解か」ではなく「どうすれば2人にとって心地よいか」を考えるようにしてからは、ずいぶんと楽になりました。

ショックを“学び”に変えると、結婚生活が豊かになる

カルチャーショックを感じる瞬間はたくさんあります。でも、その違いを責めるのではなく、「どうしてそうなのか?」と一歩踏み込んで理解しようとすることで、関係はより深まります。

  • 違いは悪いことではなく、広い視野を持つチャンス

  • 自分の常識が通じない環境だからこそ、新しい価値観に出会える

  • 何より「相手を知ること」は、愛を深める一番の方法

国際結婚には戸惑いもありますが、その分、日常の中にある“当たり前”を見直し、自分自身も成長していくことができるのです。


結婚相談所 たかなしや

https://www.takanashiya.jp/

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